弁護士 伊東克宏のブログ

Katsuhiro Ito's Blog

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「出張」~滞在時間90分の軽井沢紀行

たまには,ゆる~い話を。
弁護士によって,いろいろだとは思いますが、私のような一般的な弁護士でも,たまには仕事で遠方に出張することがあります。
たとえば,離婚訴訟の相手方が遠方にいて裁判管轄がどうしてもそっちだとか,遺産分割の対象となる財産を見に行かないといけない、刑事事件の証人が遠くにいて打合せに行かないといけないとか,いろいろです。
思い起こせば,今から10数年前は私も司法修習生だったわけです。弁護修習期間中は,指導係の弁護士にくっついて歩くのですが,ついた指導係によって出張があったりなかったり,あっても連れていってくれたりくれなかったり。

で,仲間の修習生から「こないだ指導係の先生と○○に出張でさ~。」な~んて聞くと「お金持ちの家に生まれた子はいいよな~。」的な,なんとなくうらやましい気持ちになったものです。
たしかに,「子供」(司法修習生)のころはそう思っていました。
それで,「大人」(弁護士)になってみて,弁護士の出張なんてぜ~んぜん楽しくない,とわかりました。
特に最近は,北海道から沖縄まで,開始時間の調整さえつけば,ほぼ日帰り仕事が可能です。

依頼人の方にご負担いただくのに必要無い宿泊の費用など請求できませんし,明日のことを考えるとできるだけ今日帰ってきたいと思います。

たとえ泊まりで行くことになったとしても,仕事で行くわけです。

スーツ着て裁判記録の入った鞄を持った時点で,私にとってはそこが沖縄だろうがハワイだろうがおんなじ,ただ遠いだけの場所になります。(まあ,もう少し精神的余裕があってもよいとは思いますが。)
だから,もし司法修習生の自分に会ったら,「おい,こんなののどこがうらやましいんだ?」と言ってやりたい。
「滞在時間90分の軽井沢紀行」(仕事)より事務所に戻る途中の電車内にて。

IMG_1199[1]

↑電車の待ち時間15分(上記90分内に含む)に見て歩いた軽井沢アウトレットモール

でも,軽井沢って,ほんとに近くなりましたね。

東京への通勤圏だというのもよくわかりました。

2014年7月19日、カテゴリー:「日々あれこれ」(日記), 弁護士 伊東克宏ブログ

弁護士 伊東克宏

弁護士 伊東克宏

相続・離婚を中心とした一般民事事件のほか,会社法務にも対応。弁護士として10年以上のキャリアを有する。

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